日本の採用カレンダーの基本

日本の 新卒一括採用 は、大学の卒業予定者を卒業前にあらかじめ選考し、4月1日入社に合わせる制度です。韓国の随時採用・公開採用とは異なり、大企業・中堅企業では 就活(就職活動) シーズンが前年3月から始まり、秋から冬にかけて 内定 が確定するケースが多くなっています。

厚生労働省(厚労省)の統計によると、日本の大卒新卒採用は3月卒業・4月入社を標準としています。このカレンダーを知らないまま「卒業直後から応募」すると、すでに締め切られた求人しか見られないということになりかねません。

年間タイムラインの例

3〜6月:インターン説明会・OB・OG訪問。企業研究と自己PRの草案作成。

6〜9月:エントリーES(エントリーシート)WEBテスト。大企業はこの時期に書類の締め切りが多くあります。

10〜12月:面接グループディスカッション。内定通知は12月〜2月に集中するケースが多くなっています。

3〜4月:卒業・入社・在留資格 の変更または新規取得。ビザ書類は内定後すぐに準備するのが一般的です。

韓国の卒業時期との違い

韓国の大学は2月卒業が多く、日本の新卒スケジュールと1年ほどずれる場合があります。日本の大学の卒業予定者と競うか、第二新卒 のように卒業後1〜3年以内を新卒に準じて扱う求人を探す方法があります。

または、中途採用 に切り替えて通年で応募するという選択肢もあります。いずれにしても「日本の採用は韓国と同じカレンダー」だと想定しないことが出発点です。

外国人応募者が押さえておくこと

JLPTの成績表、日本語能力試験のほか、学校の推薦状、在留カードの保有の有無などを別途求める企業があります。

内定後の 会社説明労働条件通知書 の受け取り、ビザ変更書類の準備までを3〜4月のスケジュールに含めて逆算するとよいでしょう。

韓国での就職と比較するとき

日本の採用は、3月卒業4月入社 を前提としたカレンダー・書類・面接の慣習が韓国とは異なります。同じ「大卒新卒」であっても、就活 シーズンと 内定 の時期が6ヶ月以上ずれる可能性があるため、韓国の採用スケジュールをそのまま当てはめないことが出発点です。

ビザ・JLPT・学歴は互いにつながっています。出入国在留管理庁の案内とJETRO(日本貿易振興機構)の就職ガイドを併せて読むと、選択肢 が明確になります。特定の企業・求人を勧めるよりも、自分の進路に合った準備の順序を決めることに焦点を当ててください。

公式情報は最新のものを

制度・ビザ・試験の日程は改正される可能性があります。本記事は執筆時点の一般的な情報に基づいていますが、在留資格 の変更・JLPT(日本語能力試験) の実施日・労働条件 に関する法改正については、必ず各機関の公式サイトで改めてご確認ください。

ツールで確認してみる

この記事の内容をご自身の状況に当てはめてみるには、ビザ・JLPT適合チェッカーをご活用ください。学歴・専攻・JLPT・職歴の組み合わせから、就労ビザの一般的な検討ポイントを確認できます。

出典

  • 厚生労働省 — 新規学卒就職状況
  • JETRO(日本貿易振興機構) — 日本の新卒採用の特徴
  • 出入国在留管理庁 — 在留資格変更許可申請

ビザの審査は個別の事情によって結果が異なります。本結果は一般的な傾向の案内であり、出入国在留管理当局・行政書士などの専門家の判断に代わるものではありません。